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【予想は当たってる?】2024年前半の振り返り

【予想は当たってる?】2024年前半の振り返り

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今年の初めから住宅市場や光熱費など様々な動向について予想してきましたが、2024年も前半終了ということで予想の途中経過についてみていきたいと思います!

目次

1.建物価格

2.土地価格

3.金利

4.光熱費

5.後半戦の動きについて

1.建物価格

予想:微増するが状況次第で高騰する場合もある。

結果:微増、上昇傾向にあります。

上記は建築着工統計調査における2023年1月から2024年4月までの工事予定額の推移についてグラフ化したものです。昨年の平均81.88万円に対し今年は平均83.96万円と微増しており、更に4月からは足場代の高騰が要因と思われる価格上昇がみられます。まだ5月以降の調査結果は出ていませんが、この数値が続くようであれば平均価格は上がっていると見ることになるでしょう。

ちなみに、1戸あたりの平均床面積は35.31坪となっており、4月の坪単価で計算すると北海道の平均価格は3,079万円(税込3,386万円)になりますので、メーカーや性能、仕様等で異なりますが一つの目安にしてみはいかがでしょうか。

2.土地価格

予想:全体的に昨年よりも下がり、地域差が広がる。

結果:概ね予想通りと思われます。

公益財団法人東日本不動産流通機構の調査(別集計)によると、北海道における土地の在庫価格(未成約の土地価格)は昨年末から比べて下落しています。当初の予想では早ければ3月、遅くとも5~6月頃には下がると予想していましたので概ねその通りに下落しています。

また以前の予想では地域による価格差が広がることから、2000万円以下の土地件数は増え、2,001万円~5,000万円の土地件数は緩やかに減少すると予想していました。実際に2024年1~3月に新しく販売された土地の件数は、2000万円以下は288件増加、2,001万円~5,000万円は76件減少しましたので、実際に地域による価格差は広がっていると考えられます。

前回の予想では、建物価格高騰の可能性から土地の買い時は5~6月を予想していましたが、建物価格の4月の上昇率を考えると現時点ではまだまだ土地の買い時ではあると思われます。但し、今後建物価格が4月よりも上がることは否定できないため楽観視はできない状況です。

3.金利

・予想
変動金利 ⇒ 変動金利は緩やかに上がる。
固定金利 ⇒ 変動金利よりも上がり幅は大きいが大幅に上がることはない。
フラット ⇒ 少し下がるか、横ばい程度の可能性もある。

・結果
変動金利 ⇒ 緩やかに上がった金融機関がある。
固定金利 ⇒ 大幅ではないが上昇。
フラット ⇒ 横ばい程度。

こちらについては全ての金融機関の金利をチェックしている訳ではないため、あくまで当社の調査および公開情報によるものですが、概ね予想通りという印象です。

◆変動金利
ネットバンクが少し上げています。メガバンクや地銀系は据え置いている様子です。

◆固定金利
大小問わず多くの金融機関で上げています。但し、上がり幅はまだ控えめな印象です。

◆フラット
予想時よりも0.03%上がりました。資金源となる投資家への利息は高まっている一方で金利上昇はかなり抑えている状況です。

但し、金融政策が予想時から変更になったので以前の予想は当てになりません!
以前は、国債の買取は変わらず行うとしていましたが国債の買い取り額を減らすという発表が6月にありました。細かいことについては別で改めて解説しますが、単純に金利が高くなるというお話です。これまで金利を上げてこなかった金融機関も早ければ7月から固定金利(特に長期のもの)を上げていくと思われるため注意が必要です。

4.光熱費

・予想
【電気:少し上がる】【都市ガス:かなり上がる】【プロパンガス:上がる】【灯油:かなり上がる】

・結果
概ね予想通りになります。

電気については、上昇に繋がる要因が予想通りに動いているので概ね予想通りになりますが、終了予定であった補助金が8~10月にかけて実行されることが発表されたため予想よりも電気代は上がらないと見られます。補助金額も今年4月まで行われた金額(3.5円/1kWh)よりも8・9月は4.0円/1kWhと上回るため、夏場の電気代はかなり抑えられるのではないかと思われます。

次に都市ガスですが、この数か月は春先に比べると安くなりますが夏から秋にかけて一気に高まる可能性があります。基本的にガス料金は原料価格によって上下し、7月であれば2~4月、8月は3~5月(3か月前を最終月とした最終月含む前3か月間)の平均原料価格を基に決めていきます。2~4月は安値で推移していましたが、5月以降に値上がりを見せており現在も高値で安定していることから、ガス料金も上がると思われます。また、プロパンガスも同様に天然ガス等を原料としているため上昇すると思われます。

最後に灯油ですが、主要産油国であるOPECプラスによる原油の減産は今年6月に終了する予定でしたが予想通り来年まで継続となったため、引き続き価格のコントロールが続き在庫も削減されると見られており、原油価格が上昇・高止まりすると見られています。

先日補助金の発表があったため8~10月の光熱費は一定額抑えられると思いますが、それ以降については補助金の有無もそうですが、円安・原料価格の動向には注意が必要となりそうです。さらに、今年の冬が暖冬か否かによっても大きく変化していきます。

5.後半戦の動きについて

「土地・建物価格」は一定の上昇・下落で落ち着くと思いますが、「金利」と「光熱費」については大きく動く可能性があります。特に「金利」については毎月のように変化していくと考えられるため、住宅ローンを検討する際には最新の動向に注意して選択した方が良いでしょう。

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