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【北海道初!】ZEH住宅の金利優遇が始まりました!

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道内金融機関初の金利優遇が開始

これまでZEH水準以上の住宅は、住宅ローン控除や各種補助金など様々な点において優遇を受けてきましたが、7月からはなんと道内金融機関で初めて「金利優遇」も受けられるようになりました。これまでネットバンクや都市銀行の一部でも取り扱いはありましたがこれまでの内容とも大きく異なる点が特徴となります。

【目次】

1.金利優遇の内容

2.コスト比較

3.取扱い可能な建築会社

1.金利優遇の内容と注目点

北洋銀行が道内金融機関で初めて、ZEH水準以上の省エネ住宅取得資金に対する住宅ローンの金利優遇を始めます。内容を簡単にまとめると以下のようになります。

引用:北洋銀行HPニュースリリース 住宅ローン「ほくようゼロカーボン応援プラン」の取扱い開始について 

今回の注目ポイントとしては、

①固定特約期間終了後の金利を0.20%優遇

省エネ住宅に対する金利優遇の取り扱いがあった金融機関の中で多いのが「当初借入金利0.05%優遇」というものですが、今回北洋銀行は当初借入金利0.02%優遇に加えて特約期間終了後の金利0.20%優遇を盛り込んでいます。フラット35ではZEH水準の住宅に対して当初5年間0.5%、6~10年間0.25%の優遇を設けていましたが、期間の制限がなく0.20%の優遇というのはかなり衝撃的な数値となっています。

②断熱等性能等級5・一次エネルギー消費量等級6の適合

対象住宅は各認定・評価制度に基づく内容となっていますが、共通の条件として断熱等性能等級5と一次エネルギー消費量等級6の適合が必須となります。つまり、各種認定基準+ZEH水準以上が必須となります。

2.コスト比較

この優遇金利の恩恵がどれだけ大きいかというと、

引用:北洋銀行HPニュースリリース 住宅ローン「ほくようゼロカーボン応援プラン」の取扱い開始について 

借入額3400万円と3850万円では、支払い利息は3850万円の方が37万円安く、仮に建設費450万円を支払ってもお支払い利息がほとんど変わらない結果となっています。総支払額では3850万円の方が当然高くなりますが、利息分は3400万円と変わらないことを考えるとかなりお得です。

3.取扱い可能な住宅会社の選び方

適用に関して建築会社の縛りなどはありませんが、住宅性能を有している必要がありますので住宅会社の選び方によっては適用とならない場合があるので以下の条件を満たせる住宅会社か判断が必要です。

条件①:対象住宅の認定を受けられる住宅会社であること

北海道において、認定住宅を標準として取り組んでいる住宅会社はまだまだ少なく、コストが上がることなどを理由に受け付けない会社もありますので、しっかり認定を受けることのできる会社を選びましょう。

条件②:断熱等性能等級5・一次エネルギー消費量等級6を有した住宅が建築可能であること

この性能を標準として取り組んでいる住宅会社も少ないため、間取りが大きく変わったり大幅なコストアップが必要となる場合もあります。事前に性能について確認した上でプランニングしていきましょう。

補助金や金利など、年々高性能な住宅に対する恩恵は広がりをみせています。これらの条件は太陽光発電設備がなくてもクリアできますので、この機会に是非一度ZEH水準の住宅を検討してみましょう!


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